目次
『腰痛には腹筋をしなさい!』は間違い?
みなさんこんにちは。
米子三柳整体院の國政です。
今日は腰痛についてのお話をして行きます。
昨今、腰痛症についての原因は色々と言われています。
そんな中、過去の症例を通して私が考える腰痛症の原因についてお話をしていきたいと思います。
よく言われる腰痛症の原因
1、腰部の筋肉のコリ
2、股関節の筋肉のコリ
3、腹筋の筋力低下
1、2は本当に多い印象です。
腰部、股関節の筋肉がコルことによって、周辺の組織が疎血状態になります。
その結果、老廃物や疲労物質がその周囲に滞り、腰痛を引き起こすのです。
しかし、この腰部・股関節周囲のコリと言うものは、原因ではなく、結果である事が非常に多いのです。
では、その腰部・股関節周囲の筋肉がコッてしまう減とはなんなのでしょうか?
腹筋の低下が本当に原因?
実は体を起こしていくような腹筋の筋力低下はあまり重要で無いと考えています。
少し考えて見てください。
私には4歳になる子供がいます。
昔、「腹筋してみよう!」と言っても子供は腹筋できません。
しかし、『腰が痛い』と一度も言った事がないのです!
ましてや、毎日飛んだり跳ねたりして元気に遊んでいます。
これをきっかけにもう一度、腰痛について考えてみようと考えたのです。
姿勢が悪い!=背骨を動かせない
たくさんの腰痛持ちの方を見させていただき、感じた事が、
圧倒的に腰痛持ちの人は圧倒的に背骨が固い上に動かすのが下手です。
人間は24個の小さな骨で「背骨」を作っています。
その背骨の動きが1つ・2つと悪くなっていくと他の背骨にストレスが加わりやすくなっていきます。
背骨を24個のチームだと捉える
1人がサボるともう1人の誰かに負担がかかる。
腰が痛い人は背骨の動きの偏りが強く・動きにくくなっていることが問題です。
動かないところは動かない。
動くところは過剰に動かしているという事です。
解決策は簡単。
背骨を分節的に、1つ1つ細かく動かすことです。
当院では腰痛の方に対してピラティスを取り入れトレーニングの指導をしています。
腹筋は筋力をつけるのではなく、固くしない事が大切!
あえて腹筋に言及するのであれば・・・固くしないでねってことです。
腹筋(腹直筋:よくテレビとかで見る6個に別れた筋肉)は胸郭~骨盤までをつなぐ長い筋肉です。
だからこの筋肉をたくさん丸めるように鍛えるとどうなるかわかりますよね?
筋肉が短くなりやすく、猫背のような姿勢をとりやすくなります。
背骨全体はS字カーブを描くことによって背骨の負担を軽くしています。
でも腹筋を固くしてしまうと猫背から背骨が丸くなり腰に負担をかけます。
さらに腹筋が固くなると背骨の動きが制限されます。
だから・・腹筋運動・・してもいいけど固くしないでねってことです。
インナーマッスルの腹横筋は鍛える事が大切!
腹筋の中には腹横筋というものがあります。
この腹横筋は、腹筋ですが、体を丸めることより、
体を上に伸ばす働きを持っています。
これを鍛えることにより、背筋が伸び、姿勢が良くなります。
1日の生活スタイルで気をつけること!
現代人は圧倒的に「丸める」時間が長すぎです・・・
約90%の時間は体を丸めていると言われています。
原因はデスクワークやスマホの使いすぎ、勉強の姿勢や時間が問題です。
すごくシンプルだけど背骨の活動スタイルの偏りは大きな問題です。
この日常生活の生活スタイルから腰痛が引き起こされることがほとんどなのです。
・1日背骨を丸めている時間が長い
・背骨が固まってくる
・腹筋自体も固くなり、より背骨が動きにくくなる
・そこで間違えて腰痛=腹筋を鍛えるだとより悪化する
という流れができてしまいます。
だから1日の活動スタイルを変えて、丸める時間を減らして背骨を動かす時間を作ると腰痛の解消に繋がるのです。
腰痛を解消するまとめ
・背骨をよく動かす
・腹筋を固くしない
・1日の背骨の活動は「丸める時間を減らして背骨を動かす」
ぜひ腰が痛い人はこの3点を意識して生活してみてください
腰痛が良くなる人もいるはずです?
そして「腰痛=腹筋した方がいい」という固定概念を疑いましょう。
少しでも腰痛を卒業できる方が増えていただければと思います。
その方法を米子三柳整体院ではお伝えする事ができるのです!
自身の体と向き合い、腰痛のない生活を取り戻しましょう!
このブログを読んで、一人でも自分の体と向き合って見たいと思って頂く方がいれば嬉しく思います。
あなたの体のことをケアしていくのはあなた自身です。
その方法をお伝えする事が出来る整体院が米子にはあります!
この記事を読んで、体の状態をチェックし改善させたいと感じた方は、
米子三柳整体院までお電話ください!