腰痛の原因は仙腸関節炎!?

みなさんこんにちは。

米子三柳整体院の國政です。

今日は腰痛でよく耳にする仙腸関節炎についてお話をしようと思います。

腰痛の種類

・急性腰痛

・慢性腰痛

・坐骨神経痛

・仙腸関節炎 

仙腸関節炎とは

          

仙腸関節とは背骨を支える仙骨を横から挟み込む腸骨との間にできる関節で筋肉や強靭な靭帯で構成されています。

仙腸関節炎は不良姿勢不良動作などで仙腸関節の靭帯や筋肉に無理がかかって炎症が起きている状態のことです。

症状としては、腰痛以外にも、仰向けで寝られない、あぐらをかこうとするとお尻の辺りが痛い、内股(あぐらの逆)にするとお尻の辺りが痛い、体を捻るとお尻の辺りが痛い。

というような症状が見受けら得ます。

腰痛以外にもこのような症状が当てはまる方は仙腸関節かも知れません・・・。

 

仙腸関節の役割

仙腸関節は、下半身と上半身をつなげる大切な役割をしています。

人の体の重心(重さの中心)は仙骨の少し前にあるとされています。

このことからも、仙骨、腸骨からなる仙腸関節は重心のコントロールにとても大切や役割を果たしているということがわかりますよね(^ ^)!?

もし、仙腸関節に何かしらの問題があったら人間は重心が上手に取れず、フラフラしたり転倒しやすくなります。

また、転倒まで行かなくてもまっすぐに歩けない、姿勢が歪んだりしていき、徐々に体に負担が蓄積されていきます。

体の中心は骨盤!体の動きの中心は骨盤です!

では、もっと具体的に骨盤を構成している仙腸関節の動きがどのように体に影響してくるか噛み砕いてお話ししましょう。

コンパスを思い描いてみてください。何か折りたためるものならなんでも構いません。

一番近いところをほんの少し(1cm程度)動かしてみてください。

すると、どうなりますか?

末端は大きく動いてしまいますよね?

仙腸関節はこのように、中心のほんの少しの動きを作っている関節なのです。

それによって、末端の関節はたくさん動き、上手に動けるようになります。

このことからわかるように、中心のほんのわずかなズレというのも、体の末端(首や肩、膝)に良くない影響を与えることも多いのです。

仙腸関節のズレをチェック!


①肩幅に足を開き、腰に手を当て後ろを振り返ってみましょう!

左右の向きにくさ、お尻あたりの痛みが出現してしまう方は要注意!

②目を閉じて30秒間、出来るだけ大きく足踏みをしてみましょう!

※注意※

必ず周りが広い、安全なところで測定してみてください。

30歩足踏みをした後、ゆっくりと目を開けて見てください。

歪んでいる足の方に骨盤がゆがんでいる可能性があります。

 

骨盤が歪むと、全身の心身共に不調、バランス、姿勢の崩れが起きてきます。

まずは自分の骨盤がどれくらい歪んでいるのかをチェックしてみましょう。

対処方法

一般的な治療内容としては仙腸関節へのブロック注射やリハビリなどの治療を行います。

ブロック注射は、痛みを一時的にやわらげる効果があります。

動けないほどの激痛の時はまずは痛みを和らげないといけないので、行うことをお勧めします。

しかし、痛みが落ち着いたとしても、仙腸関節に対してのストレスはなんら変化していません。

大切なのは、仙腸関節に対するストレスを減らすための体を作って行かないといけないのです。

仙腸関節を安定させるための体操 

痛みが落ち着いてきたら、再発しにくい体つくりの運動を行なっていく必要があります。

①四つ這いの姿勢から、片手を前に突き出すように伸ばし30秒キープします。

②四つ這いの様態から、片足を後ろに伸ばし30秒キープします。

!注意!

この時お腰が反らないように注意してください。

腰が反らずにできたら次のステップです!

③右手と左足といったように、左右逆の手足を伸ばしながら30秒キープしてみましょう。

毎日30秒行うことで、骨盤周囲の筋力が鍛えられ、仙腸関節への負担が減ってきます。

 

このブログを読んで、一人でも自分の体と向き合って見たいと思って頂く方がいれば嬉しく思います。

 

あなたの体のことをケアしていくのはあなた自身です。

その方法をお伝えする事が出来る整体院が米子にはあります!

 

この記事を読んで、体の状態をチェックし改善させたいと感じた方は、

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