目次

ぎっくり腰、急性腰痛の対処法

年末年始はいかがお過ごしでしたか?

大掃除や、長距離運転、孫の相手をしたり忙しくされた方が多かったのでは?

 

そんな中、変な態勢のまま掃除をしたり、長時間・長距離座席を倒したままの運転、

孫のだっこで急に腰を痛める方が非常に多いです。

 

また、寒さもあって余計に腰の痛みを感じるかも…。

 

そんな時、温かいお風呂に入ってゆっくりしたくなるかとは思いますが、

実は間違っていることをご存知ですか?

今日は本当はどうすればいいのかを説明して行きます。

 

対処法

急性腰痛の対処方法として重要なこと。

 

それはまずは冷やすことです!

 

勘違いされやすいのが、慢性腰痛の場合と、急性腰痛の場合の対処法です。

 

今日は急性腰痛についてです。

急激に腰が痛くなるということは、”炎症反応”が起きている可能性が高い状態です。

炎症反応とは体に何らかのダメージがあり、それを修復しようとしている反応です。

ちなみに”炎”の字がありますよね?

 

字からもわかるように鎮火させる必要があります

よって、まずは冷やすことが第一選択となるのです。

 

間違っても熱めのお風呂に長時間ゆっくりと浸かることはしないようにしましょう。

まずは、氷水の入った袋で痛めたところを冷やしましょう。

寒い時期になかなか実践しづらいですが、これをやることにより、回復は雲泥の差です。

 

冷やして行くと、

気持ちいい→冷たい→痛い→→感覚が薄れる

といった順に徐々に感じ方が変化して行きます。

 

冷やす時は、この感覚が薄れる感じまで冷やすことが大切です。

プロ野球選手のピッチャーとかも、投球後に大きな氷嚢で肩をアイシングしていますよね?

あれと同じことをして行くのです。

 

 

 

間違った対処法

どうして温めたくなるのか

いま時期、雪も降ったりで、暖房器具をつけていないととても寒いですよね。

 

 

 

外の気温も氷点下になることもしばしば。

みなさんこの冷え込みから

”冷えたせいで痛めたんだ。温めないと!”

”冷え込みから体が縮こまって硬くなったから、血行を良くしないといけない!”

という思いから温めたくなる方が多いようです。

 

だから、患部を冷やすことについて『寒いからヤダ!』など抵抗をお案じる方が多いのも事実。

しかし、上記にも書いたように”炎症”です。腰で火事が起きていると思ってください。

 

火事の時、水をかけ鎮火させますよね?

間違っても油を注いで日の勢いを大きくしないかとは思います。

火事の時は冷まさないといけないのです。

 

急にきた腰痛(ぎっくり腰)も簡単に言えば『腰で火事が起きているの』と考えていただいたら、

冷やして鎮火していこうとしませんか?

 

痛いところを冷やすだけで、他の場所は温めていただいて大丈夫です。

シップや痛み止めは炎症をごまかすだけですので、極力避けましょう。

 

痛みが強く動けない、寝ていても痛い場合は、痛みを抑えることをしたほうが良いので、

一時的な痛みどめなどを服用し、安静にすることをお勧めします。

 

およそ、この炎症というのは4〜5日をピークとして徐々に落ち着いてきます。

このピークを早く乗り切るため、炎症部分は冷やしましょう。

温めたり、ほっておくと、この炎症が長引き、慢性的な腰痛に移行しかねません。

 

年末年始いろいろな行事ごとがあって出かけたり、

やらないといけないことがたくさんあったと思います。

しかし、もう、仕事始め、日常が戻ってきます。

 

その都度、痛いと言えないし、痛い顔を見られたくないしということでシップを貼ったり、

薬局へ行って痛み止めを買うこともあるかと思います。

 

今日からでも遅くありません。

 

急激に痛くなった方は、なるべく冷やすことを心がけてください。

 

シップを貼ったり、痛み止めを飲むと一時的に痛みは楽になると思います。

しかし、痛みが楽になっているのは、薬やシップの効果であり、治ったわけではありません。

痛みをごまかしているだけなのです。

 

ごまかしながら、生活していると、さらに体に無理がかかり、さらなる炎症を呼んできますよ。

効果が切れた時、初めに痛かった以上の痛みに変わっている可能性が高いです。

 

あくまで(応急処置)として捉えて下さい。

お風呂はやめて、シャワーにしましょう。

 

 

 

寒い時期、お風呂につかるのは至福の時ですよね。

しかし、急性腰痛のときは温かいお風呂につかるのはやめましょう。

 

湯船につかると、体がぬくもって気持ちがいいのですし、筋肉が柔らかくなります。

しかし、炎症が起こっているとこのには火に油を注いでいるような状態なのです。

湯船につかりたいと思いますが、痛みが治まり、スムーズに歩けるようになるまではシャワーで我慢して下さい。

痛みが治ればゆっくりと湯船につかって下さい。

 

寒い時期、温めずに冷やすことはとても抵抗があるとは思います。

しかし、早くこの痛みから解放されるための対処法ですので実践してみてはいかがでしょうか。

 

当院では肩・腰・膝の痛みでお悩みの方に安心して来院してもらえるように日々最新の知識を手に入れ、週末は様々な勉強会に参加しています。

 

米子市にお住まいでぎっくり腰を一日でも早く治したい方は「米子三柳整体院」にお越しください。

まずは相談からでも大丈夫です。

お気軽にお電話ください。

「はい、米子三柳整体院です」と電話に出ますので

「ブログを見ました」とお電話ください。

TEL:0859-57-7534

あなたからのご連絡お待ちしております。