【椎間板ヘルニアを改善する方法!】
昨日は椎間板ヘルニアの観血療法(手術)
についてお話ししました
今日は保存療法(施術やリハビリ)
についてお話ししたいと思います
【腰椎椎間板ヘルニアは手術以外でも改善するの?】
腰椎椎間板ヘルニアは手術以外でも
改善することが多々あります。
それでは手術以外の方法でどのような
改善効果が期待できるのでしょうか?
・神経を圧迫している部位を除圧する効果
腰椎椎間板ヘルニアは、姿勢や体動の影響をうけます。
例えば前傾姿勢となっていたりなどにより
椎間板への圧迫が強まるとヘルニアが神経を圧迫し、
痛みやシビレなどの症状が悪化することがあります。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、前屈みの姿勢をとると
症状が悪化しやすいと言われています。
このことから、逆に腰を反るような運動やストレッチによって
椎間板による圧迫から除圧されやすくなるということも言えます。
腰を反る運動・ストレッチに加えて体幹トレーニングを
おこなう必要もあります。
体幹トレーニングを併用しておこなうことで
椎間板への圧迫から除圧され、症状が緩和されることがあります。
・運動性を高める
痛み、痺れのある場所を普段の生活でかばってしまい、
痛い場所以外の筋肉が硬くなったり、
筋力低下が起こってしまうことがあります。
その結果、姿勢が悪くなり症状を悪化させてしまっている場合がありあます。
それを予防、改善するのに適度な運動やストレッチはとても有効となります。
何もせずにずっとじっとしていると、
体幹、骨盤の筋肉がさらに硬くなったり、
足の筋肉が硬くなったりします。
そうすると骨盤や腰椎の動きが制限され、
症状がさらに悪化する場合もあります。
・血流の流れを良くし、痛みや痺れを改善させる
適度な運動やストレッチをすることで、血流が改善されます。
神経は血流が不足すると痛みやシビレなどの症状を引き起こしやすくなるため、
症状改善には血流をよくすることも重要となります。
痛みを一時的でも減らすことは、一時の鎮痛により生じる生体反応により、
生理的な痛みが改善されやすくなります。
・筋硬結を探し、硬結部分の緊張を緩和することで痛みを改善させる
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛や坐骨神経痛と診断をされていても、
その痛みは筋肉や筋膜による問題となる場合がよくあります。
“筋硬結”による痛みは、腰椎椎間板ヘルニアの痛みと
混同されることが非常に多いです。
つまり、腰椎椎間板ヘルニアからくる痛みだと諦めている場合でも、
筋肉や筋膜を緩めることで痛みが改善することも多いということです。
ですので、椎間板ヘルニアによる腰痛と診断されている場合でも、
筋肉や筋膜を治療することで改善するかもしれません。
本日も最後までブログをご覧いただき
ありがとうございました
宮永一郎
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