こんばんは。米子三柳整体院です。
本日は寝起きに腰痛になるメカニズムと、簡単に出来る簡単なチェック方法をお伝えしていきます。
結論からお伝えすえると、寝起きに腰痛がある方は腰がそっている可能性が非常に高いです。
腰がそる? どういう状態?と思われた方は安心してください。今から順番に説明していきますね。
まず初めに、人間の体には約25個の骨があります。そしてこの骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨と分かれていますが、それぞれ動かす役割が違います。
人間の体は、どの関節もそうですが、前にかがめる、後ろにそらす、左右にたおす、左右にねじるといった6方向の動きしかありません。
例えば頚椎はどの方向にもある程度均等に動きますが、胸椎は左右にねじる動きが特に大きいです。そして、本日のテーマの腰痛の場所はこのうちの「腰椎」にあたります。そして、腰椎の動きは前にかがめるか、後ろにそらす。この方向にしかほとんど動きません。
けど、野球やゴルフをする時に腰を凄くねじっているじゃないか!!そう思われた方もおられるのではないでしょうか?
実はあの動きも腰をねじっているように見えても、実はほとんど胸椎が動いて、腰椎は正常でも5度しか動きません。
正常でも5度しかねじれないのに、これが体の硬い方だと4度、3度、2度…とさらに動きが小さくなり、ほとんど動かない状態になります。
目次
では体の硬い人はどのようにバランスを取るのか?
答えは最初にお伝えした腰をそらす動きをとります。
この状態で長年いると、本来だと真っ直ぐでないといけないはずの腰が常にそった状態、通称「そり腰」へと変化していきます。
するとどうなるか?
背骨の周りについている、腰の筋肉が常に緊張して悲鳴を上げている状態になります。
そして、この状態が体に定着した人が寝ようとすると、本来だと体の緊張が抜けているはずの腰に力が入り、筋肉がパンパンに硬くなっていきます。
筋肉が硬くなると、血液の流れが悪くなります。そうすると血流が悪くなり、その場所に老廃物や疲労物質が溜まって翌日の痛みに繋がるのです。
姿勢一つでもこのような症状が体に起こるのです。恐ろしいですね。
さて、ここまで簡単に原因についてお伝えしてきましたので、今度はあなたの腰がそっていないかの簡単なチェック方法2つお伝えしていきますね。
そっているかの2つのチェック方法
1、座った姿勢、もしくは立った姿勢で背骨と左右の筋肉が平らかどうか
背骨の横にある筋肉に対して、背骨が奥にめり込んでいる方はそっている状態です。
画像だと右はそっていて溝が出来ているのが分かりますか?
2、横向きで寝た際に背骨と左右の筋肉が平らかどうか
こちらも①と同様に横向きの際に横の筋肉に対して背骨の骨が奥にめり込んでいると腰がそっている状態です。
このチェック方法で自分が「そり腰」に当てはまる方は要注意です。
本来だと体の力が抜けて、疲れをつるはずの就寝時間が、疲労回復ではなく、疲労促進となっている状態です。
このそり腰になる原因は何パターンもあります。
当院では一人一人、体の状態をしっかりとチェックした上であなたに合った最善のプランを提供しています。
腰痛でお困りの方は米子三柳整体院へのご連絡お待ちしております。