肩を上にあげれない原因とは!?~肩と鎖骨の関係~
こんにちは。米子三柳整体院です。
本日は肩(腕)を上にあげれない原因についてお伝えしたいと思います。
そもそも人間の肩は正常だと肘を伸ばした状態で180度まで上がります。
しかし、体に不調が出てくると、この角度が90°付近までしか上がらなくなり、生活に支障をきたします。
これはもしかしたらあなたの鎖骨が動かないのが原因かも!?
目次
肩関節と鎖骨の関係性
一言に肩と言っても、そもそも「肩関節」は下記の鎖骨・肩甲骨・上腕骨の3つで構成されています。
鎖骨は、体幹と肩甲骨を連結させてくっつける唯一の骨になります。
そして肩を上げようとしたら肩甲骨も一緒に連動して動かないといけません。
そのため、鎖骨に問題があると体幹と肩甲骨が連動して動かなくなるため肩を上げることが出来なくなります。
鎖骨の動きを制限する筋肉
鎖骨の動きが制限されると、肩を上げる動きも制限されると前述しましたが、では、そもそも鎖骨の動きがどうして制限されるのでしょうか?まずはそのあたりから説明させてもらいます。
鎖骨には、たくさん筋肉がついています。
この鎖骨についている筋肉のどこかが、硬くなることで鎖骨の動きは制限されてしまいます。
ただこの筋肉はたくさん種類がありますので、今回は首から鎖骨にかけてついている筋肉についてお伝えしていきます。
首から鎖骨についている筋肉で、胸鎖乳突筋・斜角筋と言う2つの重要な筋肉があります。
筋肉はそれぞれ動く方向というのが決まっています。
胸鎖乳突筋、斜角筋は共通して首を横に傾ける・ひねるという働きがあります。
ではさっそくなんですが、実際に肩を動かして見ましょう!!
簡単チェック方法
まずは普通の状態でいつも通り肩を上げてみてください。
その後に首を左右に傾けた状態で上げる・左右に捻って状態で上げるこの2パターンを行なってみてください。
どうでしたか?もし首を捻ったもしくは、傾けた時の状態の方が、肩の上がりが良かった場合は、
首から鎖骨にかけてついている胸鎖乳突筋・斜角筋が影響している可能性が非常に高いです。
首をどちらか一方にねじると胸鎖乳突筋、斜角筋が緩んだり、伸びたりしています。そして先ほども説明したように、筋肉は動く方向というのが全て決まっています。
一方に動かせば筋肉は縮み、一方に動かせば筋肉は伸ばされます。
この胸鎖乳突筋・斜角筋は鎖骨についています。なので首を左右にねじる・傾けることで筋肉自体が緩んだり、縮んだりします。
筋肉が緩むと鎖骨を引っ張る力が弱くなり、鎖骨が動く余裕が出てきます。鎖骨が動くことで、肩関節の動きもよくなってきます。
逆に胸鎖乳突筋・斜角筋が伸ばされた状態で肩をあげると鎖骨が動かずに固定されて、肩を上げるのが難しくなります。
なので最初は首を傾ける・捻る動きを入れて肩を上げて見てください。そこでまずは、肩が上がりにやすいか、もしくは上がりにくいかを見てみてください。
上がりやすければ、おそら首から鎖骨にかけてついている筋肉が影響している可能性が非常に高いです。
ただこれはあくまで、簡単な検査方法です。
もし詳しく調べてほしい場合は米子三柳整体院までご連絡お待ちしております。