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四十肩、五十肩はほっておくと危ない
みなさん三柳整体院副院長の國政です。
今日はよく聞く四十肩、五十肩についてお話をしようと思います。
多くの方は、肩が痛くて病院を受診されます。
そして、レントゲンを撮り異常がなければ四十肩、五十肩と診断される事でしょう。
しかし、この四十肩、五十肩というのは正式な診断名ではありません。
正式には肩関節周囲炎という診断名があります。
40歳~50歳ぐらいの時にこうような症状の方が多い為、
このような呼び名がついたのでしょう。
しかし、みなさん。ここでも疑問に思いませんか?
肩関節周囲炎って・・・(汗
ものすごいフワッとした病名じゃありませんか?
実はこの肩関節周囲炎っていう病名自体も確定的な診断名ではありません。
いわゆる風邪みたいな病名です。
風邪も原因となるウイルス、病原菌が違うので厳密に言えば対処法が違いますもんね!
ただ風邪の種類は数えきれないほどあるので全部調べて行ったらきりがありません。
なので、どこの病院でも症状が同じ様な症状なら簡単な検査で同じ薬を処方されます。
しかし、人体の構造はおおよそ決まっています。
なるべく原因組織を特定していく方が早く治ると思いませんか?
肩関節周囲炎と診断されるであろう病名は、
・腱板損傷
・上腕二頭筋長頭腱炎
・頸肩腕神経症 などがあります。
その中でも多いのが腱板損傷です。
腱板って?
腱板とは、関節を安定させるために存在する小さな筋肉たちのことです。
肩には、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という4つの腱板があります。
この4つそれぞれ違う働きをしています。
棘上筋はバンザイの動きの時によく働きます。
棘下筋は腕を下垂させ肘が外を向くように動かした時に働きます。
小円筋も腕を下垂させ肘が外を向くように動かした時に働きます。
しかし、棘下筋と、小円筋は肩の位置により働きやすい大きくポジションが変わってきます。
肩甲下筋は腕を下垂させ肘が内を向くように動かした時に働きます。
この様に腱板というものにも様々あります。
これらは、いま例に挙げた動き以外の肩の動きにも緻密に関わって
普段の私たちの肩の動きが完成されるのです。
肩関節周囲炎の病期
また、肩関節周囲炎はいくつかの病期に分けられます。
①急性期(筋痙縮期):痛み、可動域制限が2~3週かけ徐々に悪化
基本的には徐々に悪化していく時期ですので、症状の緩和、悪化の振れ幅を軽減させることが主な対策となります。
②停滞期(拘縮期):痛み、可動域ともに停滞しやすい時期(2~3ヶ月)
反応としてなかなか好転しづらいですが、この時期の正しい運動が今後の可動域制限、痛みの回復に直結します。
③回復期:症状が徐々に改善して行きやすい時期です(2~3ヶ月)
痛い時期に無理に動かすと症状を悪化させ兼ねません。また、動かして行った方かいい時期に動かさないと、その後の拘縮(固まってしまって動かなくなる状態)や痛みの残りがひどくなります。
また、肩関節周囲炎で気をつけないといけないのが、
ほっておいても痛みは軽減していくという事です。
この様に筋肉それぞれ働きが違うのに検査がレントゲン、バンザイだけ?
ただなんとなくのリハビリ・・・
おかしくないですか?
しっかりと原因を絞る検査した上で
「棘上筋損傷の可能性が非常に高いです。」
「なので棘上筋が損傷した時に必要なリハビリを行いましょう。」
「今は急性期の状態なので出来る事は〇〇と〇〇です。」
と診断されたほうが納得いきませんか?
この様に、正しい診断をし、正しい時期に、正しい運動を行う事が非常に重要となってきます。
しかし、残念ながら、ここまで丁寧に診察してくれる病院は数少ないのが現状です。
この様に様々な種類と症状を呈する四十肩、五十肩の原因を突き止めたい方!
米子市にその様な治療院があることをご存知ですか?
少しでも気になった方は、ぜひ米子三柳整体院の門を叩いてはいかがですか?
必ずお力になれるかと思います。
まずは相談からでも大丈夫です。
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