おはようございます。米子三柳整体院の佐藤です。

前回はゴルフで腰痛が起こる原因は腰がそっているためと説明させてもらいました。

 

本日は、前回の続きで自分が本当にそっているのかのチェック方法をお伝えしていきたいと思います。

自分が当てはまるか是非確認してください!

 

その前に…このような症状を放置していた場合、改善した場合では体にどのようなことが起こるのか簡単にお伝えしていきます。

 

 

ゴルフで起こる腰痛を放置した場合のデメリット

 

前回の記事を見てもらうと分かるのですが、股関節と胸椎(背骨)が硬いと腰痛が起こりやすくなります。

これは股関節と胸椎が動かないのを、腰を無理矢理動かすことで補っているためです。

この期間が長いと腰も硬くなり、腰でも動きを補うことが出来なくなります。

 

すると、腰の筋肉のすぐ下には神経があります。そこが圧迫されると脊柱管狭窄症という神経痛の症状が出てきたり長い距離が歩けなくなる間欠性跛行という症状が出てきます。

 

上記とは別で腰椎の分離症やすべり症という症状も腰がそっているとなりやすく、これも重症化すると神経が圧迫されて腰から足先にかけて痺れが出てきます。

 

人間の体は基本的に動かない場所があると、他の動く場所を過剰に動かして動きを補う傾向にあります。

 

そのため腰が硬いと、腰から離れた肘や手にも症状が出てきます。

 

また、体が硬いと言うことは可動域といい体を動けせる範囲が少なくなるということです。動きが小さいと言うことは筋肉に必要以上に負担がかかり怪我に繋がります。

 

改善した際の体に起こるメリット

 

反対に体にこのような症状がないとどのような効果が見込まれるのか?

先ほどと反対で、柔軟性がしっかりしているので、筋肉に負担がかからずそもそも腰痛になりません。

関節や神経にも負担がかからないので、神経症状や手の怪我も起こらない状態です。

 

柔軟性がいいだけで、このような怪我のリスクを大幅に下げることが出来ます。

これにプラスして、柔軟性が良いと言うことは体をムチのようにしなやかに使うことが出来るので、ゴルフのパフォーマンス能力向上ももちろん見込まれます。

輪ゴムを引っ張った状態から手を離すと勢いよく飛んで行きますよね?

人間の体も同じです。筋肉を伸ばした状態から元に戻す際に筋肉は爆発的な力を発揮します。

ゴルフでいうと、体を十分にひねり筋肉を引き伸ばした状態から、スイングをすることで力強いスイングを安定して行うことが出来ます。

 

どうですか?凄く魅力的ではありませんか?

 

簡単チェック方法 あなたはいくつ出来る?

 

では早速体がそっているのかと股関節、胸椎が硬くないかの検査も合わせてお伝えしていきます。

 

1.そり腰かのチェック方法

・壁から踵を指2、3本離れた場所に立ちます。その位置で

◆後ろ頭 ◆背中 ◆腰 ◆お尻の4点が同時に壁につくかどうか 

 

2.股関節の柔軟性チェック

 

右の検査のやり方

・椅子に座った状態で足を外に広げていきます。正常だと写真の様に膝と足首の角度が45度以上動きます

※動かす際に骨盤が動かない範囲で行なってください

 

3.背骨の柔軟性チェック

 

 

・横向きで両膝を曲げた状態で腕を上に上げていきます。この時に耳まで腕が上がるかどうか。

※腰がそらない様に体は固定して行います

 

どうでしたか?全て簡単に出来ましたか?

この検査で出来ない項目が多ければ多いほど、体に不調をきたしやすい状態です。次回は皆さんが一番知りたいであろう解決方法についてお伝えしていきます。

 

それではまた次回!!